第2話『Rabbit Town』
自分が『人間』だったことを士郎に明かすみちる。しかし「そんなことはあり得ない」と信じてもらえない。証明するために身分証明書を取り戻そうと奔走するみちるは、メスのギャングたちが根城にしているスラム街・『ラビットタウン』に向かい、ボスのグラングランマと出会う。財布を返す代わりに、スラムの子供たちに読み書きを教えることになるみちるだが、グラングランマは街全体を取り仕切るギャングと揉め、子供たちの人身売買で金を作ろうとしていた。輸出されるギリギリでみちるを救い出した士郎は「女子供は俺が守る」などと宣う。獣人の世界が想像以上の『オス至上主義』だとを知ったみちるは、「こんな街とっとと出てってやる」と士郎に宣言する。