第9話『Human Scapegoat』
なずなとアランが実は懇意にしていたことを知るみちる。実はなずなに銀狼教団の教祖になるよう頼んだのはアランだったのだ。アニマシティに来ることを妨害していたのも全ては必要に応じた演出であり、獣人たちの秩序を守るためには銀狼教団と銀狼が必要不可欠なのだと明かされる。さらにみちるは、実はみちるとなずなが獣人になったのは、メディセンで作った獣因子試薬を誤って輸血されたことが原因だったことを知る。アランに獣人病の治療薬の開発が終わるまでは、なずなに協力するよう頼まれたみちるは、アランを信用するなと士郎に釘を刺されながらも、「この街は好きになったけど、やっぱりおうちに帰りたい」と本心を打ち明ける。